自ら「死」を選択できる時代に(☆追記)
◆3,18:
いま京都新聞とヤフーニュースの共同連載「安楽死と呼ぶ前に」の記事が議論となって話題になっていますが、ちょうどコラムで"安楽死・尊厳死"について書こうと思っていたタイミングでして、、ちょっと前もってブログにてコメントさせていただきます。
ヤフーを見ますとかなり大勢の方が安楽死について容認のコメントをされてましたが、今回のALSのような体は不自由でも意識がある病身の方は社会的な功績をあげる人もいらっしゃって尊重しなければならないと思いますが、重度の認知症や植物状態のような意識がほとんどなく深刻な病状の場合は、安楽死・尊厳死を認めていいのでは?と私自身もかねてから思っておりました。
今期チェックしているドラマ「俺の家の話」では認知症が進行する父親の介護の大変さが描かれ、「天国と地獄~」でも認知症の父親を誤って事故死させてしまったシーンがありましたが、実社会で誰にでも起こり得るケースだと思われます。コロナ禍で医療従事者の疲弊が高まっていく時代にあって、そういった負担も減らしたいと本人自らが意識を保てない重い病状において安楽死を望むのであれば、それは認めてもいいのでは?と現実社会に合った議論がそろそろされるべきかなと私は感じます。。
脚本家・橋田壽賀子先生も「安楽死で死なせて下さい」という本で主張され、合法なスイスでの安楽死を望まれていたことで有名ですが、独り身で認知症になったときに周囲に迷惑を掛けたくないとそういったお考えを切実にされるのは、同じソロ終活者の私としてもとてもよく理解できます。。もし将来的に重度の病状に対して安楽死・尊厳死が認められるようになれば、私は迷うことなく要望にサインします。
医療崩壊もあり得るコロナ時代において"自ら死を選択できる"議論が益々必要になってくると思われますので、また追ってコラムでも書かせていただきます~。
【追悼】昨日、占い原稿の執筆中に橋田先生の訃報を知り、大変驚きました。。橋田先生といえば、子供の頃に見てた「おしん」で、どんな辛い境遇でも諦めなければ未来は開き、女性でも自立できることを教わったような気がします。先生の安楽死への思いを私なりに受け継ぎ、独り身でも安心して旅立てる社会づくりを応援していきたいと思ってます。心よりご冥福をお祈りいたします。
◆3,31:追記です~
まず"安楽死・尊厳死"のコラムは来月アップ予定ですが、ブログでコメントした直後にスペインで安楽死の合法化が可決したニュースを知ったときは驚きました!これで世界で約10カ国になるようですね。また今月の恒例報告は株は何とかプラス維持、馬券は予想の調整効果でちょいプラスになりました(笑)。
そして毎度のドラマネタですが、「天国と地獄~」で描かれた"究極の愛"は森下佳子さんの作品によく出てくる自己犠牲的な愛ということで納得でしたが、今回はハッピーエンド風でよかったなとほのぼのしました。個人的には最終回の北村一輝さんの「この殺人は、お兄ちゃんの"声"じゃないのか?」の正義がグッときましたが、やっぱり森下さんの脚本は必ず心に刺さる言葉があるなと改めて感じましたね~。
宮藤官九郎さんの「俺の家の話」は熱演された長瀬智也さんの退所がとても残念でラストの展開に驚きましたが、体調面が心配される西田敏行さんの名優っぷりが改めて凄いと思いました。父の代わりに息子が亡くなったかのようなやりとりのシーンでは、以前のブログでお話しした私と母の関係に似ているので思わず泣いてしまいましたね。。「タイガー&ドラゴン」でも感じましたが、やはりクドカンは独特な才能のある方だなと思いました!
今月は震災企画の音楽番組もたくさんあって楽しみました♪ さらにコロナに配慮しながら久しぶりに映画を見まして意外にも「シン・エヴァンゲリオン」なんですが、今までの作品を全く見ていないガンダム世代・ニュータイプで終わってる私でも何とかラストまで内容についていけました。またアニメで"真希波マリ~"という名前つながりを見つけたのもうれしかったですね(笑)。
今月は普段より特別にドラマ・音楽・映画を楽しませていただきましたが、もうすぐ誕生日がくる私にとって素敵なプレゼントをたくさんいただいたようなハッピー月間でありました☆彡
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